国家一般職に合格するための勉強時間てどのくらいですか?
国家一般職の勉強時間は、1,000時間〜1,200時間と言われているよ!
国家一般職の合格に向けて勉強を始めようとしているあなた。
合格までにどのくらいの勉強時間を確保し、どのように活用していけばいいのか、気になりますよね?
国家一般職に合格するための勉強時間は1,000~1,200時間と言われていますが、ただ闇雲に必要時間数を消化すればいいわけではなく、大学生や社会人をしながら、1,000~1,200時間をどのように確保し活用していくのかを理解することが必要です。
1,000時間の活用方法を自分なりに理解しておくことが重要なんですね!
それでも、1,000~1,200時間全ての勉強時間を自分でコントロールすることはなかなか難しい・・・
そんな時は、あなたと一緒に伴走してくれる予備校を活用することも一つの手段です。予備校の中でも、高い合格実績といつでも受講できるオンライン対策が万全のアガルートがおすすめです。
アガルートであれば、国家一般職合格に必要な勉強時間の使い方の相談ができるだけでなく、一般教養から論述・面接対策まで網羅的に効率よく学習を進めることが可能です。
国家一般職に合格した多くの人がアガルートの公務員試験講座を利用しているので、あなたも今すぐ利用して合格までの最短ルートを掴んで下さいね!
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国家一般職合格に必要な勉強時間を制する4つの鍵
どうして勉強時間に対して4つの鍵が必要なんですか?
それは、情報に踊らされて闇雲に勉強時間を費やしても合格に近づくことはできないからだよ!
考えてばかりで行動に移せないよりは、まずは「やってみよう!」という意気込みで行動に移していくことはとても大切です。
ですが、なんの計画性も持たずに闇雲に1,000時間を費やしたところで合格には近づけないのもまた事実です。実際にあなたも大学受験の際には必要教科数と受験本番までの時間を逆算して計画を立てていたのではないでしょうか?
国家一般職合格に向けての勉強時間も基本的には大学受験時と同じような考え方をすればOKです。
1,000時間以上必要となる理由を知る
1,000時間は3時間/日勉強するとして、約1年間です。
これだけの長い期間勉強に時間を費やすわけですので、「何をどのくらいこなすか全体の学習ボリュームを把握」することが必要です。
学習ボリュームを把握しないとどうなるんですか?
最初に取り掛かる教科に時間を割いてしまいがち。あとで時間が足りなくなります!
あなたにも経験があるはずです。テスト勉強で初めは丁寧にゆっくりやってしまい、最後に手が回らない教科や範囲が出てきてテストに間に合わなかった経験が・・・。
国家一般職の合格には1年以上の時間を費やすことになります。定期テストとは訳が違いますので、第1章でしっかりと事前に学習ボリュームを把握して、「間に合わなかった」と後悔のないように注意しましょう!
自分自身の学習開始タイミングを知る
勉強時間の確保のために、受験勉強に早めに取り掛かるに越したことはありません。そんな計画性を持った人であれば大丈夫でしょう。
しかしながら、どうしてか大体は学習開始タイミングはギリギリになるものです・・・
そこで色々な情報を読み、「半年で間に合う!」「3ヶ月で間に合う!」などの安易な言葉に踊らされて何故か安心してしまう人がいますが、そんな簡単に国家一般職に合格できるわけがありません。
国家一般職合格に向けた学習開始タイミングは、これまであなたがどのくらい勉強してきたのか、どのような学習方法を選択するのかによって違います。
情報に踊らされることなく、第2章を読んで自分の学習開始タイミングをしっかりと見極めていきましょう!
勉強時間の確保方法を知る
勉強時間を確保しなければならないと分かっていても、毎日のこととなるとモチベーションに左右されたり、スマホに時間を奪われたりした経験はあなたもあるのではないでしょうか?
わかっていても継続が難しいんです・・・
そのため、なんの工夫もせずにモチベーションに左右されるような勉強の仕方をせず、「勉強時間確保のための仕組み化」が必要です。
「時間がない、間に合わなかった」と後悔しないように、時間の確保方法についても第3章で見ていきましょう!
効率的な勉強方法を知る
無限に時間があるのであれば、全ての科目をゆっくりじっくり勉強できるのですが、残念ながら限られた時間の中で勉強を進めていくには、「勉強の効率化」は必須となります。
勉強時間を効率的に使う方法はたくさんありますが、国家一般職合格に必要な効率化は以下の4つに集約されます。
- 科目の優先順位を決める
- 捨て科目を決める
- 復習の仕方を工夫する
- インプットの方法を工夫する
詳しくは、第4章で説明していますのでご確認ください!
それでは、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう!
国家一般職の勉強時間が1,000時間以上必要な理由とは?
そもそもどうして国家一般職の勉強時間は1,000時間以上もの膨大な時間が必要なんですか?
いい視点ですね!国家一般職の勉強時間が1,000時間以上必要なのは、次の4つの理由があるからなんですよ。
国家一般職の勉強時間が1,000時間以上必要な理由
それでは、順に確認していきます。
理由① 第1次試験「基礎能力試験」の科目ボリュームがとにかく膨大
図に示した通り、国家一般職の合格には第1次試験〜官庁訪問〜第2次試験を突破する必要がありますが、正直どのフェーズも難関で容易ではありません。
その中でも、とにかくボリューミーなのが「基礎能力試験」です。
一般知能分野 | 数的処理 | 数的処理(5) 判断推理(6) 空間把握(2) 資料解釈(3) |
文章理解 | 現代文(6) 英文(5) | |
一般知識分野 | 社会科学 | 時事問題(3) 法律・政治・経済(各1問ずつ) |
人文科学 | 世界史・日本史・地理・思想・物理・化学・生物(各1問ずつ) |
科目は17科目にわたり全ての科目で出題され、回答数は40題全問必須です(2024年度試験からは変更になります。変更点の詳細はこちら)。
しかも!問題のレベル感は大学受験と変わらない難易度ですので、簡単に攻略できるものではありません。
特に国家一般職の行政職を志望する人は文系の人が多く、数学や数的処理を苦手としていることが多いので、暗記科目だけでも大変なのにさらに時間のかかる科目が乗っかってくるわけです。
基礎能力試験の対策は、とにかく科目数が多いのでいかに素早く各科目を攻略していくかが合格の鍵になります。
理由② 第1次試験「専門試験」の暗記に膨大に時間がかかり攻略に苦戦する
配点比率が全体を通して「4/9」と、絶対に落とせない科目がこの「専門科目」です。
もともと大学受験科目にないものなので、大半の人が初めて勉強する科目ということもあり、そもそも時間がかかります。加えて、ほとんどが暗記科目のために知識の定着に非常に時間がかかります。
筆記ではなくマーク式ですし、難易度自体がすごく高いというわけではないのですが、配点比率が高いだけに、他の受験生も確実に得点を狙ってきます。
オンライン予備校のアガルートのコラムでは、専門科目の勉強方法について以下のようにアドバイスしています。
- 問題を解きながら、問題文に暗記すべきキーワードを書き込んでいく(大変)
- 誤っている選択肢は誤り箇所に線を引き、正しい解答を書き込む(大変)
- 上記のキーワード暗記→過去問を3回繰り返す(膨大)
一問一答形式ではなく、知識の定着にはここまでやり込むことが必要か・・・
過去問3回繰り返すだけでも大変ですが、そのための下準備で大きな差がつきます。
専門科目は配点の大きな科目だけに、徹底的なしっかりとした暗記が求められることを覚えておきましょう!
理由③ 官庁訪問対策は早い段階から地道な情報収集と対策が必要
官庁訪問とは、希望官庁に採用されるための面接試験です。
次に紹介する2次面接が「国家公務員に就職するための就職面接」に対し、官庁訪問は「該当の部署」を志望する理由、活躍できる根拠を示さなければなりません。
そのため、官庁訪問(面接)を突破するためには早めに入念な下調べと面接練習など以下の準備が欠かせません。
通常希望官庁は1つだけではなく、優先順位をつけて複数官庁の受験をするのが一般的で、平均して3官庁受験が多いようです。
業務内容はもちろんのこと、面接形態も個別・集団など官庁によって異なるため、様々なバリエーションの面接に対応する対策が必要です。
面接は苦手とする方が多いこともあり、練習にも相当の時間がかかると想定して国家一般職の勉強時間を検討したいところですね。
理由④ 2次面接対策には自己分析から面接練習までやることが一杯
こちらは先程の官庁訪問とは違い「国家公務員に就職するための就職面接」で、一般企業の就職面接をイメージしていただけるとわかりやすいのではないかと思います。
自己分析とか必要なんですよね?
そうですね!志望理由はもちろんですが、あなたのこれまでの経験や強みがどう国家一般職として活かせるのかなど聞かれます!
得意ですか?自己分析、そして面接。
自己分析ツールを活用しても意外と自分のことはわからないばかりか、それを人に伝えたり、文章として強みなどをアピールすることには慣れていないため、予想以上に時間を費やすことが多いです。
2次面接対策は官庁訪問対策とセットでされることが多いですが、こちらも反復練習は必須ですので、あなたが想定している以上の時間がかかることを念頭に置いておくと良いでしょう。
結論:最低1,000時間は必要!学習ボリュームを考えて勉強時間数を確保しよう
以上、国家一般職の勉強時間が1,000時間以上必要な理由を見てきたわけですが、1,000時間は1日3時間として333日です。
ですが正直、この時間数で国家一般職に合格できる人はかなりスムーズにいったケースなのではないかと思われます。
どうしてそう思うんですか?
私自身地方公務員の合格実績がありますが、苦手科目になると、2~3問解くだけで1日3時間なんてあっという間でした。
したがって、あくまでも1,000時間は目安ととらえ、あなたが国家一般職に合格するために必要な勉強時間数はご自身で見積もる必要があります。
また、学習開始タイミングについては以下の章も参考にして考えてみてください。
国家一般職の勉強時間と学習開始タイミングが解説によって異なる理由
国家一般職の勉強時間を調べていたら、1,000時間以上とか1年半前からとか言われる一方、半年前でいいとか2年かけろとか、何が本当なのかわかりません。
あなたも色々と調べた結果、人によってサイトによって国家一般職合格に必要な勉強時間数や勉強開始タイミングの記載が異なっていて、一体どうしたらいいんだ?と困惑されているかもしれません。
ここでは、国家一般職の勉強時間や学習開始タイミングが異なる理由を知り、「何が正解かではなく、あなたにとって何が最適か」を考えていただけると幸いです。
理由① 一般教養科目の知識の有無が時間のズレを起こす
第1章で確認しましたが、第1次試験「基礎能力試験」では、一般知能と一般知識が問われ、合わせて一般教養科目と言われます。
一般知能分野 | 数的処理 | 数的処理(5) 判断推理(6) 空間把握(2) 資料解釈(3) |
文章理解 | 現代文(6) 英文(5) | |
一般知識分野 | 社会科学 | 時事問題(3) 法律・政治・経済(各1問ずつ) |
人文科学 | 世界史・日本史・地理・思想・物理・化学・生物(各1問ずつ) |
17科目のうち、受験勉強したことのある科目って数えるくらいしかない・・・
この一般教養科目をこれまでにどれだけ学習したことがあるかないかで、必要な勉強時間は軽く100~200時間程度は差が生まれます。
例えば、大学受験で国公立大学を目指していた人であれば、社会科目の選択(日本史・世界史・地理)と理科科目の選択(化学、生物、物理)以外は全て学習済みの分野になります。
対して、私立大学を推薦入試やAO入試(現在の総合型選抜入試)で受験した人は、学校のテスト以外でこれらの科目を学習することはありません。
大学入学後にこれらの学習から遠ざかっているとはいえ、「既習か未習か」は習得時間に大きな影響があります。
これは余談ですが、専門科目についても同じことが言えて、特に法学部に所属している大学生であれば、現在学習中の分野が多いため、勉強時間的には有利になります。
国家一般職の勉強時間の基準を1,000時間とした場合、もしあなたが一般教養科目にこれまで触れてきていないのであれば、200時間以上の上乗せが必要と考えておきましょう。
理由② 大学生か社会人かが学習開始タイミングのズレを起こす
国家一般職に合格するためにはいつから勉強を始めればいいですか?
これも最も多い質問の一つになりますし、あなた自身も一度は検索した項目かと思います。
一般的には、以下の基準と言われています。
大学生は受験の1年前から
社会人は受験の1年半前から
理由としては以下が挙げられます。
とはいえ、学習開始のタイミングは、以下の2つを基準にあなた自身で算出が可能です。
- 国家一般職合格に必要なおおよその勉強時間
- 1日または年間を通して受験勉強に使える勉強時間
先程記載した通り、あなたが大学生で高校時代にしっかりと一般教養科目の学習をしていたのであれば、1,000時間を目安にすればいいでしょう。
対して、社会人で学習習慣から遠ざかっており、残業も多く発生するのであれば1,200時間以上を見積もって、1年半前といわず2年前など合格に向けて早く学習に取り掛かることをオススメします。
理由③ 予備校利用か独学かが勉強時間と学習開始タイミングのズレを起こす
あなたが予備校を活用するのか、独学で進めるのかでも国家一般職の勉強時間や学習開始タイミングは異なってきます。
予備校活用と独学で勉強時間や学習開始タイミングが異なるのは感覚的に理解できると思いますが、では実際独学は予備校を利用する勉強時間をどのくらい上乗せする必要があるかというと・・・
私は自分自身も大学受験や公務員試験の経験者ですし、長く教育業界で働いてきたこともあり、かなりの予備校活用推進派です。
独学だと自分の考えや視点からだけしか進めることができないですが、塾や予備校は受験生がつまずくポイントを押さえてテキストを作成したり、授業を展開しています。
講師もプロで日々受験生のつまずきポイントを研究しているので、正直塾や予備校を活用しない手はないです!
その中でもオススメしたいのが、最近合格率をメキメキ伸ばしているオンライン予備校のアガルートです。
アガルートであれば他の大手予備校から講師が移籍してきており、講師の質は申し分がないですし、テキストは奇問難問を排除した頻出問題に特化しているので効率的な学習が可能です。
それに、通学しなくていいのでいつでもどこでもスキマ時間を活用した学習が可能です。
国家一般職の勉強時間を効率的に活用したいのであれば、ぜひ一度アガルートの無料相談に行ってみてください。
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結論:国家一般職合格のための勉強時間とタイミングは自分で見極めよ!
とまあ色々と書いてはきたのですが、全員に当てはまる正解なんていうものはありません。国家一般職合格に向けた勉強時間と学習開始タイミングを決めるのはあなたです。
そのための「目安」として
- 国家一般職の勉強時間は1,000~1,200時間
- 大学生は1年前から開始
- 社会人は1年半前から開始
があるので、これを基準としてご自身の学習計画をぜひ作っていってください。
大体の勉強時間と学習開始タイミングが決まれば、今度は勉強スケジュールを立てていく必要もありますので、以下の記事も参考にしていただけるといいと思います。
国家一般職に合格する人がしている勉強時間を確保する方法
膨大な勉強時間が必要なことはわかりました・・・でも、なかなか時間を確保したり継続するのが難しいんです・・・
気持ちはわかりますが、勉強時間の確保は合格に直結するのでしっかり捻出しましょう!!
大学生で学校の課題やサークル・バイトに追われて時間がない、仕事をしながらなので時間が取れない。気持ちはめちゃくちゃわかります。
ですが、国家一般職に合格すると決めた以上、勉強時間は捻出するしかありません。
あなたも知っている項目があると思いますが、以下では国家一般職に合格する人がしている勉強時間を確保する方法を紹介します。
方法① 机の上以外の勉強時間を捻出している
ああ、スキマ時間てやつですね。
その通り!でもスキマ時間を侮ることなかれ、です。
以下はこちらの記事でも掲載したのですが、スキマ時間の活用を無視できないことがわかっていただけると思います。
1日スキマ時間を1時間捻出すると、当たり前ですが1年間で360時間ですよね?
先程の国家一般職の勉強時間を1,200時間を基準とした場合、『360/1200=30%』となるわけです。
1日だけを見ているとサボったところで大した時間ではないように思えますが、1年単位で見ると、スキマ時間の活用をしないと国家一般職合格に必要な勉強時間の30%を捨てていることになるんですよ。
机以外の勉強時間を見直します・・・
使い古された言葉ですが、「塵も積もれば山となる」です。
スキマ時間を軽視せず、しっかり勉強時間に組み込んで捻出していきましょう。
方法② 自宅以外の場所で勉強だけの空間を確保
あなたは自宅学習が得意ですか?もし全く問題ないということなら、この章は飛ばして次の章に移ってください。
ですがおそらく大半の人は自宅学習での効率の悪さを感じているはずです。
以下は、公益社団法人都市計画論文集の研究結果「大学生の学習場所としてのサードプレイスに関する研究」に記載された大学生のサードプレイス学習における心理的側面への影響を記載したものです。
この論文によると、サードプレイスが6つの心理的要求を満たすことで、集中力や作業効率が向上すると分析されています。
国家一般職の勉強時間は1,00時間以上が必要ですが、ただ時間をクリアすればいいというわけではないですよね。その時間しっかり集中して取り組み、効率を上げる必要があります。
自宅ではテレビやお菓子・漫画など私たちを誘惑してくるものでいっぱいですが、その点自宅以外の場所での勉強は勉強する以外することがないので、作業効率がアップします。
あなたもぜひサードプレイスでの作業で、集中した効率の良い時間の使い方をしてください!
方法③ 【必須】スマホの電源を切って勉強に集中!
スマホの通知が気になってしょっちゅうスマホをいじってます・・・
私が考える勉強時間を邪魔する一番の大敵はスマホを含むSNSで間違いないと思います。
確かにテレビや漫画も誘惑してきますが、これは先ほど書いたように場所を変えれば済む話ですが、場所を変えたってスマホはあなたについてまわります。
そもそもスマホやSNSは人を中毒にさせるように設計されており、テキサス大学オースティン校のビジネススクールである「マコームズ・スクール・オブ・ビジネス」のエイドリアン・ワード教授らの研究チームによる800人のスマートフォンユーザーを対象にした結果でも、
という研究結果を出しています。
本当は家にスマホを置いてカフェに行くのが一番ですが、最近は災害も多く難しいと思うので、せめて勉強時間の間はスマホの電源を切ってカバンにしまうなどの対策をしたいところです。
とはいえ、多くの受験生がスマホ断ちに相当苦戦している姿を何年も見てきました・・・
容易ではないですが、現代の受験生にとってはスマホをいかに断てるかが合格の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
国家一般職に合格するためには、勉強時間をいかに集中して効率的に取り組むかが合否を分けることを念頭に置いて、日々の学習に取り組みたいですね。
国家一般職合格に向けた勉強時間を効率的に活用する勉強方法
勉強を始めましたが時間があっという間に飛んでいってしまいます・・・間に合うんでしょうか?
効率的に勉強時間を使っていくことが合格の鍵になるよ!
受験までには1,000~1,200時間と膨大な時間があるように思えますが、第1章で確認した通り、やることは無限にあります。そのため、なんの計画もなく闇雲に学習を進めるだけでは絶対に時間は足りなくなります。
ここでは、国家一般職合格に向けた勉強時間を効率的に活用する勉強方法について紹介しますね!
方法① 科目の優先順位を決めてから取り組む
これから国家一般職の合格に向けて勉強時間を確保しようとしているあなたですが、どの科目から着手しようと考えているでしょうか?
あなたも大学受験などで経験があると思いますが、大体において受験までに勉強時間は足りなくなるものですよね。
それであれば、しっかりと得点源になる科目から着手し、確実に得点していくことが合格の鍵となります。
結論としては、一般教養科目・専門科目の優先順位は以下を参考にしてください。
どうしてこの優先順位なのかについては、以下の記事を参考にしていただくと良いです。
時間は無限ではありません。得点に繋がりにくい科目や分野に手をつけるのではなく、しっかりと科目の優先順位をつけて勉強時間を効率的に活用していきましょう!
方法② 捨て科目を決めて受験科目を絞り込む
科目数が多くて、全て勉強できる気がしません・・・
それであれば、捨て科目を作って勉強する科目を絞ることも手段の一つです!
実は国家一般職の第1次試験では教養科目・専門科目ともに満点を目指す必要はなく、ボーダーラインを超える得点を取ればいいのです。
教養試験(基礎能力試験)で6割の得点、専門試験では7割の得点がボーダーラインとなります。
したがって、初めから勉強しない科目を決めておき、選択した科目に全力投球することで勉強時間を効率的に活用することができます。
でも、捨て科目なんてどうやって決めればいいのですか?
捨て科目の決め方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。捨て科目の決め方を3ステップで解説してあります。
先程の科目の優先順位同様、手当たり次第に勉強するのではなく、的を絞った勉強で勉強時間を効率的に活用していきましょう!
方法③ 1週間の勉強タスクに「復習日」を入れて取り組む
エビングハウスの忘却曲線はあまりに有名ですね。本当に年々覚えられないし物忘れが進んでいるような・・・ということはさておき、これは受験生あるあるなので本当に注意してください。
優先科目や捨て科目を作って勉強を進めていく中で、忘れてはならないのが第1次試験である基礎能力試験は数的処理などを除いて「暗記科目」がほとんどであるということです。
参考にエビングハウスの忘却曲線を掲載しておきます。
私は長年受験業界にいたので、生徒たちから耳にタコができるくらい聞く言葉があります。
前にやったんですが、もう忘れました。
他の科目を優先していたら、他の科目のことが思い出せません。
あなたも思い当たることがあるのではないでしょうか?これでは、いくら時間を費やして勉強してもまた一から学習のし直しで勉強効率が悪すぎます。
そこで、1週間のおおよその勉強スケジュールを立てる際には、1週間分の勉強内容を復習する時間を必ず1日設けてください。そして、1ヶ月の終わりには1ヶ月分の復習をする日を設けてください。
これにより、内容の定着はぐんと良くなりますし、内容を忘れ去ってまた一から学習し直すといった非効率な勉強時間の使い方から開放されます。
とにかく暗記科目は反復が必要で時間を取られますので、いかに忘れずすぐに思い出せるかをポイントにして効率的に勉強時間を活用していきましょう!
方法④ 予備校を活用してインプット時間を効率化する
やっぱり予備校が最強ですか?
そうですね(笑)。塾・予備校ほどコスパとタイパがいいものはありません。
別に独学を否定している訳ではありません。経済的な事情もあると思いますし、学問の面白さや自分で解読していく楽しみで学習をしたいのであれば独学は素晴らしい学習方法だと思います。
ですが、あくまでも受験は時間と効率との戦いです。自分でうんうん唸って解いた解法が、予備校だとわずか数分でわかることであることは良くある話です。
そして、時間効率を上げるのはアウトプットではなくインプットの方です。
逆にいうと、アウトプットはなかなか時間効率を上げることは難しいですが、先に記載した通り、暗記の仕方や解法などは予備校に頼って楽すればいい訳です。
予備校の中でもおすすめはオンライン予備校のアガルートなのですが、特にアガルートが時間効率の面でおすすめできるのは、「頻出問題に絞った無駄のないカリキュラム・テキスト」だからです。
繰り返しになりますが、重要なのは得点源にしたい科目・問題を確実に攻略することであって、出題頻度の少ない問題まで完璧にすることではありません。
その点、アガルートであれば的を絞った効率の良い勉強ができるのでオススメです。
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国家一般職に必要な勉強時間が確保できない時の対応方法
受験を決めたのが遅くて国家一般職の勉強に必要な1,000時間を切ってしまいました・・・
国家一般職の勉強時間は1,000時間以上欲しいですし、学習のスタートも遅くとも1年前には始めたいところです。
しかしながら事情で十分な勉強時間を確保できなかったり、勉強開始が遅くなってしまった場合は以下の4つの選択肢を検討してみましょう。
勉強時間が確保できない時の対処法
順に説明していきます。
方法① 合格最低ラインを狙って受験科目を絞る
国家一般職に限ったことではないですが、公務員試験は満点近く得点しなければならない試験ではありません。
教養試験(基礎能力試験)・専門試験ともに6割程度の得点がボーダーラインとなります。したがって、この6割だけを確実に取りに行く「合格最低点狙い」で勉強するやり方があります。
勉強時間が十分に取れない中で注意したいことは、
どの科目も満遍なく表面的な対策しかしないような勉強は、本番でなんの役にも立たないということです。
したがって、国家一般職をどうしても受験したいのであれば、1科目1科目の精度をあげて確実に得点に結びつけることです。
勉強時間が足りない中で不安は大きいと思いますが、合格最低ラインを取れるように頑張ってください!
希望する行政地域でのボーダーラインを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考に。
方法② 予備校の速習プログラムを使って短期間で詰め込む
4章の勉強時間の効率化のところでもお話ししましたが、アウトプットには時間がかかるものの、インプットは工夫次第で勉強時間を短縮できます。
多くの予備校では学習開始が遅くなった人向けに、「速習プログラム」というカリキュラムを準備しています。
速習プログラムの特徴
- 通常カリキュラムをさらに重要問題や頻出問題に絞った内容
- 応用や実践問題が多め
また、オンライン予備校の授業であれば自宅で何度も繰り返し確認できるだけでなく、2倍速で一気に授業内容を確認することも可能です。
先に紹介したオンライン予備校のアガルートにも速習プログラムが用意されており、無駄を省いたテキスト構成でどんどんとカリキュラムを消化することができます。
もう間に合わない・・・と諦める前に、アガルートに相談してみてください!
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方法③ 一般教養科目のみなど少ない科目数で受験できる別の職種を検討する
上記「5-1と2」を検討した結果、やはりどうしても勉強時間が足りないということであれば、国家一般職と並行して併願を考えていた他の職種に変更することも検討してみてください。
国立大学の職員試験や市役所試験など、教養科目のみで受験できる公務員試験も多々あります。また、裁判所事務官や東京都など専門科目が少ない職種もあります。
官庁訪問準備なども必要ないため、大幅な時間の短縮が望めます!
国家一般職に強いこだわりがなく、公務員になることが強い目標であれば、職種を変更して受験することも検討すると良いでしょう。
方法④ 国家一般職の試験は次年度に回す
絶対今年度中に公務員にならなければならない理由がないのであれば、思い切って国家一般職の受験自体を次年度に回すのも手段の一つでしょう。
この際ですが、少し余裕ができたからといって力を抜いてはいけません。
今年度の試験には間に合わないにしても、それまでの間はできる限りのことをして受験を体験しておくとよいでしょう。
これも私の経験則になるのですが、大学受験をそもそも浪人前提で現役生時代に力を抜いていた生徒は、浪人しても希望の結果になることはとても少ないです。
反対に、現役生時代に頑張り結果浪人を経験した生徒は希望または希望以上の結果を残すことが多いのです。
受験業界七不思議ではあるのですが、力を出し切って本番を体験しておくことが、次の年への意気込みや余裕に繋がっているのだと思われます。
次年度に受験を回すことになっても、今できる最大限の努力をしておきたいですね!
勉強時間の確保と効率の良い学習方法で、国家一般職合格を勝ち取ろう!
国家一般職に合格するための勉強時間について解説してきました。
国家一般職に合格するための勉強時間は1,000~1,200時間と言われていますが、ただ闇雲に必要時間数を消化すればいいということではありません。
これらのポイントを押さえることにより、あなたの国家一般職に必要な勉強時間を有効に活用することができます。
勉強に取り掛かる前に、どのように時間を使っていくのかしっかり考えてみます!
勉強時間を効率的に使えるかどうかが合格への第一歩ですから、頑張ってくださいね!
それでも、捨て科目選択や長期間の勉強にモチベーションが続くかなど不安は絶えないと思います。そんな時は、予備校の活用をオススメします。
アガルートであれば、『プロ講師への質問』『専門スタッフへの相談』『最適なカリキュラム』など万全なフォロー体制で、迷いや不安なく合格に向けて一直線に進んでいくことができます。
入念な事前準備で勉強時間を有効利用し、ぜひ合格を勝ち取ってくださいね!
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