国家一般職試験の流れってどうなっているんですか?
国家一般職試験の流れは、大きく分けて4つのステップで構成されているよ!
国家一般職試験の受験を検討しているあなた。
国家一般職は他の公務員試験とは違った試験内容があると知ったものの、それぞれの試験がいつどんなタイミングで行われるのか複雑で不安になりますよね?
結論から言うと、国家一般職試験の流れは「4つ」に分けて考えるとスムーズです。
- 業務説明会等による情報収集
- 第一次試験(多肢選択式・記述)
- 官庁訪問(採用面接)
- 第二次試験(人物試験)
基本的にはこの4つのステップを理解して試験準備を進めていけばいいわけですが、実は2024年度試験から試験内容の一部が変更になるんです。
アガルートなら変更も含めた試験内容の流れに合わせた対策ができるよ!
アガルートなら国家一般職の試験日程の流れに合わせて講座が進むだけでなく、官庁訪問や第二次試験対策まで完備されているのでとてもおすすめです。
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国家一般職試験の流れ 基本の4ステップを解説!
国家一般職試験の流れは、大きく分けて4つのステップを押さえておけば大丈夫です。
まずは国家一般職試験の全体の流れを確認してから、この4つのステップについて詳しく解説していきますね!
(注)この記事では国家一般職試験(大卒程度試験)の解説をしています。高卒程度試験の流れは大卒程度とは異なりますのでご注意ください。
国家一般職試験の流れ 全体像
こちらは人事院のHPに掲載されている2023年度の採用までの流れとなります。
試験自体は6/11の第一次試験がスタートとなりますが、インターネットによる受験申込は3月と早い段階で締め切られますので注意が必要です。
受験申込段階では行きたい官庁の選択はなく、行政区分か専門・技術区分かの試験区分希望を出します。
第一次試験が終わると、希望の官庁への受験である官庁訪問となりますが、人物試験である第二次試験も同時期に行われます。
その後最終合格発表が行われると同時に、上記の表には記載がありませんが、各官庁から内々定の連絡がきたら晴れて10/1に内定が出る、という試験採用の流れになっています。
それではそれぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう!
国家一般職試験の流れ① 業務説明会等による情報収集
国家一般職試験の流れとしてまず押さえておきたいことは、3/1〜のインターネットによる受験申込の際には、国家一般職試験の試験区分である「行政区分」か「専門・技術区分(建築含む)」を選択する必要があるということです。
そのためには、業務説明会等に参加して情報収集し、自分が希望する官庁や働き方を確認しておくことが必須です。
行政区分と専門区分の違い
カテゴリ | 行政区分 | 専門・技術区分 |
第一次試験内容 | ・基礎能力試験(多肢選択式) ・専門試験(多肢選択式) ・一般論文試験 | ・基礎能力試験(多肢選択式) ・専門試験(多肢選択式) ・専門試験(記述式) |
採用人数 | ・本府省 約700 ・地方行政 約70〜約690(地域による) | 約40〜約390(分野による) |
採用官庁 | 全官庁で採用あり | 年によっては採用のない官庁も |
働き方 | ・様々な部署を転々とする ・ゼネラリスト的な働き方 | ・一つの部署で長く働く ・専門職としての働き方 |
上記で記載した違いはほんの一部ですが、あなたが今後どのような働き方を希望しているのか、試験科目はどれが自分に合っているかなどを判断するためには欠かせない情報です。
自分が希望する職務内容や働き方を知り、まずは「行政区分」で受験するのか「専門・技術区分」で受験するのかを判断するためにも人事院・各官庁が行っている業務説明会やイベントに参加しましょう。
説明会やイベントのお知らせは全て「人事院HP:説明会・セミナー情報」で確認ができます。
説明会・イベントは以下のいずれかの方法で行われます。
- 開催期間:一年中を通して開催
- 場所:オンライン・中央省庁内・大学などの教育機関・アーカイブ視聴
- 内容:国家公務員概要、各省庁紹介、職場見学、体験プログラム、インターンなど
- 予約:必要
一部のプログラムでは過去に行われたイベントのアーカイブ視聴も可能となっているので、まずはどんな内容なのか確認できるのはとても便利ですね!
様々な形態の説明会・セミナーが開催されていますので活用してみてください。
国家一般職試験の流れ② 第一次試験(多肢選択式・記述)
受験生にとって第一関門である「第一次試験」は6月の実施です。
国家一般職試験の第一次試験の概要は以下です。
国家一般職試験「第一次試験」概要(2023年)
①基礎能力試験 | ・「知能分野」27題、「知識分野」13題 全問必須解答 ・多肢選択式 ・解答時間は2時間20分 ※2024年より試験内容の変更あり。詳しくはこちらを参照。 |
②専門試験 | ・試験科目は全16科目から8科目選択。政治学、経済学、英語など多岐 ・各科目5題ずつ、合計40題 ・多肢選択式 ・解答時間は3時間 |
③一般論文試験 | ・行政課題(1題)について論述する筆記試験 ・記述式 ・解答時間は1時間 |
国家一般職試験は「第一次試験」「第二次試験」を合わせて配点比率というものが決められています。
- 第一次試験 ①基礎能力試験:2/9
- 第一次試験 ②専門試験 :4/9
- 第一次試験 ①一般論文試験:1/9
- 第二次試験 人物試験(面接) :2/9
近年の公務員試験の傾向としては「人物評価(面接)」の割合が高くなってきているものの、国家公務員試験においては職責に関係してか、まだまだ基礎・専門の知識能力の割合が高くなっています。
特に第一次試験の鍵を握るのは、配点比率「4/9」を占める専門試験です。
この専門試験をどれだけ得点源にできるかで第一次試験の合否が決まります。
私、法律や行政・経済とか全く勉強したことないのですが、大丈夫でしょうか・・・
専門試験の対策については、「国家一般職 専門科目 勉強方法」の記事を読んでもらうとよくわかるよ!
実は私自身、国家一般職ではなく地方公務員試験(上級)を受験したことがあるのですが、法律や経済とは関係のない学部にいたため、専門試験の内容ははじめチンプンカンプンでした。
また、基礎能力問題で出てくる数学や歴史・理科分野は大学受験が終わってから一切触れていなかったので、思い出すのに大変苦労しました。
自分が想定していた以上に試験対策のボリュームが半端なかった・・・
国家一般職試験の試験対策時間は平均で800~1200時間と言われています。1日3時間勉強できるとして266日〜400日です。
そう考えると、少なくとも試験の1年半前には試験勉強をスタートさせておきたいところですね。
国家一般職試験の流れには「ステップゼロ=学習計画スタート」もしっかり組み込んでおきましょう!
初めての学習内容で不安があったり、次に紹介する官庁訪問など国家一般職試験の対策は多岐にわたります。
一人での独学は正直厳しいというのが現状ですので、確実に効率よく勉強するためには予備校を活用することが効果的です。
予備校の活用については「国家一般職 予備校」の記事を参考にしてね!
上記の記事にも記載されているのですが、数ある予備校の中でも今一番勢いに乗っているオンライン予備校の「アガルート」で学習するのがおすすめです。
大手老舗予備校に負けないカリキュラムボリュームがありながら、難問奇問などを排除した最短で合格できる講義内容となっています。また、オンライン予備校では他に負けない個別相談サポートも充実しているので、孤独にならず最後まで走り切ることができます!
国家一般職試験の概要や学習方法などなんでも相談することができるので、まずは無料個別相談をしてみてください。
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国家一般職試験の流れ③ 官庁訪問(採用面接)
見事第一次試験を突破した人は採用候補者名簿に記載され、次の「官庁訪問」に進むことになります。
そもそも官庁訪問って何ですか?業務説明会とどう違うのですか?
官庁訪問=希望官庁での「採用面接試験」です!
「訪問」という言葉に惑わされるなかれ。官庁訪問はれっきとした「採用面接試験」です。民間企業で行われる面接採用試験をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
官庁訪問は第一次試験の合格発表後すぐに開始されますが、訪問スケジュールには注意が必要です。
官庁訪問スケジュールで気をつける点は以下です。
- 第一次試験合格発表直後から事前予約の開始。人気官庁はすぐに予約が埋まる。
- 第二次試験期間は訪問禁止期間である
- 基本的には最終合格者発表日までが官庁訪問期間だが、内定予定人数に達すれば期間途中で終了
以上から、第一次試験に合格してから官庁訪問スケジュールを考えていては遅い、ということがわかります。
第一次試験終了から官庁訪問事前予約までに1ヶ月間程度ありますので、面接対策を行いながら訪問数、訪問スケジュールもしっかりと計画を立てましょう。
また、国家公務員試験(一般職・総合職)の採用は第一次試験と第二次試験に合格しても採用にはならない、ということも合わせて注意が必要です。
えっ?試験に合格しても採用されないってどういうことですか??
この官庁訪問で「内々定」が出ないと、最終試験に合格していても採用にはなりません。
つまり、官庁訪問でしっかりと自分をアピールすることができないと内定には繋がらないということです。
そのためには、業務説明会やセミナーにこまめに出席して顔を覚えてもらう、志望動機やこれまでの実績について面接対策で練習するなどやることは山ほどあります。
ちなみに私の友人は早い段階から「OB・OG訪問」もしていました。
国家一般職試験の官庁訪問で、人気の官庁や難易度・対策について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
国家一般職試験の流れ④ 第二次試験(人物試験)
官庁訪問と同時期に行われるのが「第二次試験」です。官庁訪問がいわゆる「職場とのマッチングの場」であり、第二次試験は国家公務員としての資質があるかないかの判断場所となります。
そのため、第二次試験の面接内容は以下の「受験カード」に記載した内容を元に実施されます。
受験カードの提出は第二次試験当日の面接の直前になります。
内容自体は至ってシンプルであり、官庁訪問と同様に民間企業の面接をイメージしてもらえればOKです。
結局、官庁訪問の面接と第二次試験の面接って何が違うんですか?
第二次試験は国家公務員に求められる一定の合格ラインを見極める試験であり、官庁訪問はその部署が欲しい人材か否かを選定する試験ということです。
- 第二次試験:これまでの経験、国家公務員に対する想いや考えを中心に聞かれる
- 官庁訪問:その官庁への情熱や、どう役に立つことができるのかを個別具体的に聞かれる
第二次試験準備としての面接カードの書き方や志望動機の答え方などについては、こちらの記事を参考にしてください。
国家一般職試験の流れ②「第一次試験」の2024年度以降の変更点
第一章では、「国家一般職試験の流れ」で試験の基本ステップについて解説しました。
この試験の流れ自体に変更はありませんが、2024年度以降試験内容の一部に変更が検討されています。試験内容の変更に伴って、あなた自身の学習計画を変更する必要がありますので、しっかりと確認してください!
(以下でわかりやすく解説しますが、人事院が出しているPDF資料も合わせてご確認ください。)
国家一般職試験:2024年度は基礎能力試験に変更点あり
第一章「国家一般職試験の流れ」でも紹介した通り、第一次試験は「①基礎能力試験」「②専門試験」「③一般論文試験」の3つで構成されていますが、そのうちの「①基礎能力試験」について変更されます。
2023年度までは基礎能力試験の出題比率は「知能:知識=2:1」でしたが、知識問題が大幅に削減された関係で、比率は「知能:知識=4:1」となりました。
また、知識分野はこれまで「人文科学・自然科学・社会科学」に関する知識問題が問われれいましたが、今後は「時事・情報問題」を中心とした出題に変更されます。
これによって、これまで法律や経済、物理、化学などの膨大な知識を暗記する必要がなくなった反面、算数・数学の要素が強い知能問題を制する必要が出てきたため、これまでの学習方法を変える必要が出てきています。
変更に伴う学習方法については、第二章「国家一般職試験の流れ①「1次試験」変更に対応した試験準備」で解説するので確認してね!
また2024年度だけでなく、2025年度以降も現在の国家公務員人員の減少を食い止め、人員を確保するための施作が検討されていますので、以下でみていきます。
国家一般職試験:2025年度検討されている2つの変更点
国家一般職試験については、2025年度以降も試験制度の見直しが検討されており、ここでは主な2つの変更点について取り上げます。
①受験可能年齢の引き下げ
- 現状:21歳以上→大学生であれば大学4年生の6月に受験
- 今後:大学3年生などより早いタイミングでの受験を検討中
2023年度からは、国家総合職試験の教養区分(秋試験)で受験年齢が緩和され、21歳から19歳に引き下げられました。大学2年生の秋からチャレンジ可能となります。
国家一般職もこの変更に追随する形で受験可能年齢が引き下げが検討されています。
民間企業の採用活動の早期化で早い人だと3年生の後期には内々定が出るため、4年生のギリギリまで結果のでない公務員試験は敬遠されがちです。より早いタイミングの受験機会を設けることで公務員受験者数を増やしたい狙いがあるようです。
もともと国家一般職を狙っている人には、受験チャンスが増えることになるね!
受験年齢の引き下げについては、2023年度中を目処に方針決定されるようなので、人事院のHPを忘れずにチェックしてください!
②専門試験を課さない試験区分を新設
現状の国家一般職試験では、第一章「国家一般職試験の流れ」でも紹介した通り、第一次試験は「①基礎能力試験」「②専門試験」「③一般論文試験」の3つで構成されています。
この中の「②専門試験」は行政区分の場合、16科目から8科目を選択して解答する試験ですが、それが丸々なくなる試験区分が新しく創設されます。
受験生の負担が軽減されますね!
今後、地方自治体等との併願や、民間企業との併願もしやすくなりますよ!
民間企業では財政学や行政学、民法のような専門科目は出ませんし、最近では各自治体が行う採用試験も「SPI、論文、面接」といった形式に徐々に変更され始めています。
国家公務員の人員減少に歯止めをかけるために、国も色々と対策を講じてきているわけです。
こちらも2023年度中には方針決定されるそうなので、民間企業やその他地上自治体の受験との併願を迷っている人は忘れず人事院のHPを確認してくださいね!
(参考)2023年度までに行われた変更点は「合格有効期間の延長」1つ
これまでに国家一般職試験の流れや制度に変更はあったんですか?
2023年度までは国家一般職試験の変更は1つだけ。「合格有効期間の延長」のみだよ!
先に記載した「国家一般職試験の流れ」で確認した通り、国家一般職に採用されるためには、②第一次試験(筆記試験)と④第二次試験(人物試験)の2つに合格する必要があります。
このうち、「第一次試験(筆記試験)」の合格有効期限が「3年→5年」に延長されました。
もう少し詳しく説明すると、第一次試験(筆記試験)に合格すると採用候補者名簿に一定期間掲載されます。この掲載期間が5年となり、その期間中はいつでも官庁訪問にチャレンジすることができますし、以下のようなメリットがあります。
第一次試験の有効期間が延長になるメリット
- 大学院に進学してから国家一般職の就職を考える
- 長期留学や民間企業での経験を踏まえて就職する
- 1年目に官庁訪問で失敗しても、4回チャンスが残されている
基本的には第一次試験に合格したのなら、そのまま官庁訪問を経て第二次試験に進む人が大半だと思いますが、民間企業と公務員で迷っている、民間企業での経験もしておきたい、など様々なニーズを満たすことができる制度となっています。
制度をうまく活用して、受験前から自分のキャリアプランを描いておくことが大切だね!
国家一般職試験の流れ②「第一次試験」変更に対応した試験準備
第二章にて、国家一般職試験の2024年度以降の変更点について解説してきました。
基礎能力試験は出題数が減るので、試験準備は軽くなるんですよね?
これまでの対策が大きく変わるわけではなく、出題数や出題範囲の変更に伴い、今まで以上に準備負担は増えると思ってください!
2024年度の国家一般職試験では、「①知識分野出題の大幅減少」「②知識分野の出題内容変更」の2つの変更がされます。
以下では、この2つの変更に伴って必要になる試験準備についてみていきます!
第一次試験 基礎能力試験「知能分野」の強化が必須!
私、知能分野は苦手なんです・・・
行政区分の受験生は文系出身が多いので、苦手な人が多いですよね・・・
2024年度からは、知能分野の出題数が増加するわけではないですが、知識分野の出題が大幅に減少することで、知能分野でしっかり得点しないと第一次試験を突破することが難しくなりました。
知能分野とは?(2023年度参考)
数的処理と文章理解の2科目で、2023年度は以下の出題数です。
数的処理 | 判断推理8問 | 数の性質、約数・倍数、場合の数、確率、比と割合、二次関数、最大・最小、図形の長さ・角度・面積・体積など |
数的推理5問 | 命題、論理、暗号、対応関係、順序、嘘つき問題、立体図系、展開図、空間把握 | |
資料解釈3問 | 実数、指数、総量と構成比、増加率減少率などをグラフや図表にした統計資料を読みとき、データから導ける内容の正誤を判断する問題 | |
文章理解 | 現代文6問 | 大学入学共通テストレベル |
英文5問 | 大学入学共通テストレベル |
2023年度までは、「知能問題:知識問題=2:1」でしたが、2024年度はその割合は「4:1」となります。
特に行政区分では文系出身者が多いので知能分野を苦手としている人が多く、知識分野で得点を稼いでカバーしていましたが、今後はそういうわけにはいかなくなります。
これまでの知識分野も13問のために、人文科学・社会科学・自然科学の膨大な量の学習を余儀なくされ、大変コスパの悪いものでした。
2024年度以降は、たった6問のためにこの膨大な学習量をこなさなければなりません。
加えて、これまでは苦手分野として逃げて捨て問としていた数的処理の特定分野についても得点源にしなければならなくなります。
知識分野の学習量はそのままに、数的処理からも1問も逃げられなくなるわけですね・・・
実質、多くの受験生にとっては「負担増」となります・・・
国家一般職の試験勉強に費やす平均時間は800時間〜1200時間とされており、少なくとも受験1年前には学習をスタートさせておく必要がありましたが、上記の状況からこれまでよりも早いスタートを切る必要があります。
自分の得意・不得意の分析、重点的に学習する必要のある分野の特定など戦略を立てて対策することが重要です。
第一次試験 基礎能力試験「知識分野」は時事トピックを中心に!
知識分野の出題はどう変わるのでしょうか?
3科目の知識そのものから、時事問題を中心とした出題に変わるようです。
これまでの試験でも時事問題の出題割合は比較的高かったのですが、今後はますますその割合が高くなります。
知識分野とは?(2023年度参考)
人文科学・自然科学・社会科学・時事で構成されており、2023年度は以下の出題数です。
人文科学 | 4問 | 日本史、世界史、地理、思想 |
自然科学 | 3問 | 物理、化学、生物、地学 |
社会科学 | 6問 | 政治、経済、社会 |
時事 | 3問 | ー |
これまで13問あった出題数を6問にまで大幅削減し、時事・情報の出題が中心となります。出題レベルは「普段から社会情勢に関心を持っていれば対応できるようなレベル」とのことです。
時事問題として取り上げられる頻出テーマを、オンライン予備校のアガルートさんが紹介していたのでこちらに掲載します。
時事問題が示す「時期」ですが、こちらは前年の本試験1ヶ月前〜当年の本試験の1ヶ月前が目安ですので、1年間はしっかりと情報収集に努めましょう!
そして、これまでの知識問題の対策も合わせて準備をしていってください。
変更点に対応した学習は予備校の活用がおすすめ!
2024年度以降の変更点については理解できました。今後はどのように学習を進めていけばいいのでしょうか?
今後の情報のキャッチ、変更点への具体的な対策については予備校などの活用をお勧めします!
これまで通りの試験内容であれば、あなたも独学だけでなんとか準備をしようと思っていたかもしれません。
しかしながら、2024年度以降の試験内容変更に伴って、知識分野の戦い方、知能分野の強化などこれまでの対策とは異なる方法を取る必要があります。
特にここ2〜3年は地方公務員試験も含めて公務員試験全体が様々な試験変更をしてきている中で、各自治体の併願なども考えると、全ての情報を自分でキャッチして対応していくことは難しいと思います。
その点、予備校であれば最新の情報をキャッチしながら学習を効率的に進めていくことが可能です。
予備校を活用することのメリット
- 最新の試験情報を入手できる!
- わからない問題は講師やチューターと一緒に即解決できる!
- 学習方針に悩んでもプロが回答してくれる!
- 専用テキストで過去問を含めた質の高い問題で対策ができる!
また、もしあなたが費用を抑えながらも国家一般職やその他併願対策を効率よく進めていきたいと考えているなら、オンライン予備校のアガルートがお勧めです。
アガルートの詳しい内容や評判はこちらの記事を確認いただきたいのですが、一言で言うと「大手老舗予備校に負けないカリキュラムで、オンライン予備校でありながら他の予備校にはないサポートが充実」しています。
難問奇問などを排除した最短で合格できる講義内容となっているだけでなく、ホームルームも開催されているので試験内容の変更点に関して情報提供が行われます。
試験への不安を抱えることなく最後まで走り切ることができますよ!
第一次試験の学習面だけでなく、官庁訪問や第二次試験対策についてもバッチリ準備ができるので、今から国家一般職試験対策を完璧にこなしたい!と思うのであれば、迷わずアガルートの公務員講座で学習を始めましょう!
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改めて、国家一般職試験の流れを記載します。
- 業務説明会等による情報収集
- 第一次試験(多肢選択式・記述)
- 官庁訪問(採用面接)
- 第二次試験(人物試験)
国家一般職試験の流れ自体は上記の通り至ってシンプルですが、その一つひとつを見ていくとどのステップもかなりの準備ボリュームがあることが分かったと思います。
2024年度から試験の変更点もあるし、早め早めの適切な学習計画が必要ですね!
そうですね!一発で合格するためにも、情報収集を怠らずに準備にあたりたいものです。
今後も国家一般職試験の流れ自体が変更になる可能性は低いですが、2024年度の基礎能力試験の変更や2025年度以降の専門試験を課さない試験区分など、試験内容は今後も変化していくことが予想されます。
元々受験準備に時間がかかる国家一般職試験ですが、今後は試験への変化へ対応する必要もあります。
予備校などを上手く活用し、あなたにあった学習計画を立てながら、ぜひ国家一般職試験合格を勝ち取ってくださいね!