国家一般職の勉強スケジュールの立て方が知りたいです。
勉強スケジュールを立てるには、4つのポイントを押さえるといいよ!
国家一般職の受験を検討しているあなた。
国家一般職に合格するために、どのくらいの時間どのように勉強する必要があるのか気になりますよね?
国家一般職合格に必要な学習時間は「1,000時間〜1,200時間」と言われていますが、この膨大な時間をコントロールし、合格を勝ち取るためには「勉強スケジュール」をしっかりと立てる必要があります。
- 立案前の「事前準備」で自分に合った勉強スケジュールを把握する!
- 年間の勉強スケジュールを把握する!
- 1日の勉強スケジュールを効率よく!
- 科目別の勉強スケジュールを立てる!
私、計画性がなくてスケジュールを立てるのって苦手なんです・・・
その場合は無理して自分で立てずに、アガルートのプロに任せてしまってOK!アガルートでは講師自らが学習相談に乗ってくれるよ!
アガルートは他の予備校と違い、実際に講座を受け持っている講師自身があなたの得意科目や不得意科目、これまでの経験を踏まえて勉強スケジュールのアドバイスをしてくれます。
その他、講師によるホームルームや専門スタッフによるフォロー体制も万全で、勉強スケジュールの修正からモチベーションの管理まで心配することはありません。
国家一般職に合格した多くの人がアガルートの公務員試験講座を利用しているので、あなたも今すぐ利用して合格までの最短ルートを掴んで下さいね!
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国家一般職の勉強スケジュールを立てる前の「事前準備」
さあ、国家一般職合格に向けて、勉強スケジュールを組み立てるぞ!
ちょっと待ったー!いきなり勉強スケジュールを立てる前に、やることがあるから確認して!
国家一般職を目指すと決めて意気込んで勉強スケジュールを立てたい気持ちはわかりますが、試験の形態やあなた自身の勉強スタイルなどを考慮して勉強スケジュールを組む必要があります。
やみくもに勉強スケジュールを立てるのは失敗の元だよ!
あなた自身にあった最適な勉強スケジュールを立てるためにも、以下の点をしっかり確認しましょう。
事前準備① 試験形態を把握する
国家一般職の試験は、大きく分けると以下の5つの対策に分かれています。
一次試験 | 基礎能力試験 | 多肢選択式(マーク式) | ・「知能分野」27題、「知識分野」13題 全問必須解答 ・解答時間は2時間20分 ※2024年より試験内容の変更あり。詳しくはこちらを参照。 |
専門試験 | 多肢選択式(マーク式) | ・試験科目は全16科目から8科目選択。政治学、経済学、英語など多岐 ・各科目5題ずつ、合計40題 ・解答時間は3時間 | |
一般論文試験 | 記述式 | ・行政課題(1題)について論述する筆記試験 ・解答時間は1時間 | |
官庁訪問 | 面接試験 | 対面 | ・該当官庁が欲しい人材か否かを選定する試験 ・その官庁への情熱や、どう役に立つことができるのかを個別具体的に聞かれる |
二次試験 | 面接試験 | 対面 | ・国家公務員に求められる一定の合格ラインを見極める試験 ・これまでの経験、国家公務員に対する想いや考えを中心に聞かれる |
一般教養から法律や政治まで、ものすごい科目数に加え論文まであるんですか・・・
そうなんです。あなたがこれまで経験してきたことや、教科ごとの得意・不得意・解答スタイルの得手・不得手から、国家一般職の合格に必要な勉強スケジュールを組み立てていく必要があります。
特に、2024年度受験からは試験内容の一部が変更され、多くの受験生が苦手としている知能分野(数的処理が中心)の出題割合が増加します。(詳しくは「こちら」を確認してください。)
まずはあなたにとって、どこに時間がかかりそうかなどを、あらかじめ確認しておきましょう。
事前準備② 自分が捻出できる勉強時間を把握する
学習できる時間については、あなたが社会人で働きながら学習を進めるのか、または大学生で比較的時間が取れるのかによって、国家一般職合格へ向けた勉強スケジュールは個人によって違ってくるはずですよね?
「たった3ヶ月で合格しました!」「1年あれば十分です!」など、もちろん経験者の声を参考にするのはいいのですが、まずはあなたの今の状況をしっかり把握して、どのくらい勉強時間を確保できるかを把握しておく必要があります。
私が勉強時間の把握におすすめしている方法を紹介するね!
勉強時間の捻出のために私がおすすめする方法は、とてもシンプルですが以下です。
1週間分の時間日誌をつける
あなたも薄々気づいているとは思いますが、時間日誌をつけてみると、思わぬ時間の使い方をしていたり、結構時間を捻出できることがわかります。
ついついNetflixを見て時間が溶けています・・・
時間日誌をつけるポイントは以下です。
- 誤魔化さず、正直に記載して現状把握すること
- 無駄な時間をあぶり出し、何を「辞めるのか」を決めること
- 1週間でどのくらいの時間を捻出できるのか確認すること
まずは現状把握から始めていきましょう!
事前準備③ 自分の学習パターンを把握する
学習パターンの把握とは、あなたにとって効率よく勉強を継続するためにあなた自身が把握しておいた方が良いことです。
といっても、何も難しいことではなく、あなたも一度はこれまでの学習や受験勉強で試したことがあると思います。
わかりやすく、5W1Hで確認してみます。
国家一般職の合格を目指して勉強スケジュールを立てる場合、いきなり理想的な勉強スケジュールを立ててしまう人がいますが、どれだけ理想的な勉強スケジュールを立てても実行できなければ意味がありません。
無理に早起きしたって、全体的に見れば逆効果なことも多々あります・・・
いつ・どこで・どのような形態で勉強することがあなたの学習効率を高めるのかを知り、あなたの学習パターンや指向に基づいて、これからの勉強スケジュールを組み立てることをおすすめします!
いつから始める?国家一般職合格に必要な年間勉強スケジュール
で、国家一般職に合格するにはいつから勉強スケジュールを立てればいいですか?
社会人であれば基本1年半、学生であれば基本1年を目安にしてみてください。
国家一般職試験の試験対策時間は、平均で1,000~1,200時間と言われています。1日3時間勉強できるとして333日〜400日が必要です。
そう考えると、少なくとも試験の1年半前には試験勉強をスタートさせておきたいところですね。
国家一般職合格に必要な勉強スケジュールは基本「1年半」
以下は、LECリーガルマインドが塾内の生徒に取ったアンケート結果です。
国家一般職の一次試験は「6月」ですので、年内は2~3時間でコツコツと勉強し、年が明けて少ししたら8~9時間という受験生が多いようですね!
とはいえ、あなたが社会人の場合、直前期であっても一日8~9時間の確保は厳しいでしょう。そう考えると、1日2~3時間計算で1年半、人によっては国家一般職合格に向けた勉強スケジュールは2年間見積もっておいた方がいい場合もあります。
勉強スケジュールって大体後ろにズレ込んでいくもの。あなたの見積もりよりも多くの時間がかかると思っておいて!
オンライン予備校のアガルートでは、「地方上級&国家一般職カリキュラム」で以下のような勉強スケジュールを提示しています。
私も予備校で働いていた経験があるのでわかるのですが、予備校側もやみくもにカリキュラムを立てているわけではないので、予備校側が提示しているカリキュラムの期間はイコール、合格までに必要な勉強期間と捉えていただいて間違いありません!
じゃあやっぱり、1年半を目安に自分の捻出できる時間を考えて勉強スケジュールを組むのが良さそうですね!
その通り!年明けで気持ちも新たに、1月から勉強をスタートさせよう!
時間が足りない!勉強スケジュールが十分に取れない場合の対処法
とはいえ、国家一般職受験を決めたのが遅くて勉強スケジュールが1年半を切ってしまいました・・・
その場合は、予備校に通ってプロに任せる&勉強時間を増やして対応していきましょう!
国家一般職の勉強スケジュールを立てようとしたけど、受験までに1年半を切ってしまっていた・・・という人は早急に予備校で相談しましょう!
1年半あればゆっくりじっくり全ての範囲を勉強することができますが、その時間を確保できないのであれば、1日の勉強時間を多めに確保することはもちろん、学習範囲を絞ったり、頻出でない余計な問題はスルーする、などの対応が必要です。
オンライン予備校のアガルートであれば、講義時間を短縮した速習カリキュラムに加え、他の予備校に比べてサポート体制が充実してるよ!
アガルートのおすすめポイントをもっと教えてください!
通学型の予備校でも速習カリキュラムが用意されていますし、他のオンライン予備校でも同じような講座が見られますが、時間のないあなたには以下の2つの点でオススメです。
オススメポイント① 奇問難問を排除した効率的なカリキュラム&テキスト
アガルートは公務員講座意外にも様々な講座が用意されていますが、どの講座においても奇問難問を省き、徹底して頻出問題や得点必須問題に絞った講義、テキスト構成で有名です。
国家一般職の勉強スケジュールが十分に取れない場合は、徹底的に絞った学習がオススメです。
オススメポイント② 万全なフォロー体制
時間がないと、あれもこれもやらないと・・・と焦りますよね?でも受験勉強に焦りは禁物!落ち着いて勉強スケジュルを立て、その計画に沿って進めていきたいものです。
とはいえ、自分だけではなかなかコントロールが難しいですが、アガルートであれば専門スタッフ・講師含めて様々な手厚いフォロー体制が敷かれています。
国家一般職合格までの学習スケジュールが十分取れなくて不安な方は、ぜひ一度相談してみてください!
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国家一般職合格に必要な1日の勉強スケジュールを立てるポイント
毎日2~3時間の確保って、仕事しながらだと結構きついんですよね
国家一般職合格には絶対に必要な時間なので、しっかり捻出しましょう!
1章『国家一般職の勉強スケジュールを立てる前の「事前準備」』の、「事前準備② 自分が捻出できる勉強時間を把握する」でも記載した通り、まずは自分が普段どのように時間を使っているか確認してください。
おそらく、2時間であれば比較的簡単に時間の捻出に成功するはずです!
しかしながら、3時間目となるとこの「あと1時間」の捻出が結構しんどい方は多いと思いますので、以下を参考にしていただけると幸いです。
ポイント① スキマ時間を有効活用して必要時間数の30%を生み出す!
スキマ時間の活用ってあれでしょ?通勤時間とか使いましょうってやつですよね?
その通りです!わかってるじゃないですか。
勉強スケジュールを立てるときに必ず出てくる「スキマ時間の活用」。あなたが十分に時間の取れる人であればあまり気にする必要はありません。
しかしながら、働きながらや子育てをしながら国家一般職合格を目指している人であれば、勉強スケジュールとして「スキマ時間」はしっかり使っていきたいところです。
「塵も積もれば山となる」ではないですが、毎日1時間捻出できるだけで、月に30時間、1年間で360時間です。
国家一般職合格に必要な勉強時間を1200時間として、『360/1200=30%』となります。
たった1時間なのに、すごい時間数になるんですね!
スキマ時間の活用は頭ではわかっていても、いざ数字に置き換えてみると、すごい破壊力がありますよね。
あなた自身がどこで「スキマ時間」を捻出できるか、早速確認してみてください!
ポイント② 生活習慣とタスクを紐付けルーティーン化する
時間の捻出に成功しても、効率良く勉強をこなさないとせっかくの時間が無駄になります。
そこで大切になってくるのが、1章『国家一般職の勉強スケジュールを立てる前の「事前準備」』の、「事前準備③ 自分の学習パターンを把握する」です。
例えば私の1日の勉強スケジュールを確認してみます!
- 朝の化粧時間:特定のYouTubeチャンネルでインプット(10~15分)
- 通勤時:オンラインサロンのセミナー動画視聴(30分)
- 退勤時:オンラインサロンのセミナー動画視聴(30分)
- 退勤後2時間:カフェでブログの執筆(アウトプット)(2時間)
- お風呂:特定のYouTubeチャンネルでインプット(10~15分)
- 【学習時間の合計】3.5時間
お風呂での動画視聴は携帯が壊れる可能性もあるのであまりオススメはしないのですが(笑)、それでもほぼこのルーティーンに沿って1日を過ごしています。
私の場合、朝は苦手なので早起きはしませんし、自宅だとなかなか捗らないので、できるだけ仕事帰りにカフェに寄って作業をしています。
迷わず、どの時間はどこで何をするって決めておくことが大事なんですね!
せっかく時間を捻出しても、「さあ、今から何やろう」では時間がいくらあっても足りません。
朝支度しながら民法の講座動画聞き流し、通勤時間は労働法の一問一答・・・というように、生活習慣とタスクを紐付けて、迷うことなく時間を効率的に活用してくださいね!
ポイント③タスクの振り返りでPDCAサイクルを回す
時間の捻出と実行するタスクが決まり、2週間程度経ったら今のやり方が自分に合っているのかどうか振り返ってみましょう。
「実は朝型に切り替えた方が捗った」「夜は疲れ切っているからインプット中心の方が進む」など、やってみると意外と自分に合った勉強方法はこちらの方が良かった、ということもよくあります。
また、もちろんですがどんどん進めることができる科目と、そうでない科目も出てきます。したがって、勉強スケジュールをあなたの良きタイミングでタスクとして入れ込むことをオススメします。
気づけば時間がなくなっていた、ということがないように、時間を有効に活用して国家一般職合格を目指してくださいね!
何から始める?国家一般職に合格するための科目別勉強スケジュール
国家一般職に合格するための時間は把握できました。で、何から手をつけて勉強スケジュールを組めば良いでしょうか?
優先すべき科目を見極めて進めていきましょう!
国家一般職合格に必要な科目は「教養科目(基礎能力試験)」と「専門科目(専門試験)」に分かれていますが、それぞれについて以下で確認していきます。
教養科目の勉強スケジュールは数的処理・文章理解から!
国家一般職の一次試験で出題される「教養科目」は、全40題(2024年度からは30題)全問必須解答となっています。
また、各科目の出題数は以下となります(2023年度の場合)。
数的処理 | 数的処理(5) 判断推理(6) 空間把握(2) 資料解釈(3) |
文章理解 | 現代文(6) 英文(5) |
社会科学 | 時事問題(3) 法律・政治・経済(各1問ずつ) |
人文科学 | 世界史・日本史・地理・思想・物理・化学・生物(各1問ずつ) |
数的処理と文章理解の出題数が圧倒的に多いんですね!
合格のためには出題数の多い科目から対策するのがセオリーだよ!
教養科目は出題数の多い数的処理・文章理解を最優先で進めていきましょう!
さらに、2024年度からは出題数の変更があり数的処理の重要性がさらに高まりますので、数的処理の時間をしっかり勉強スケジュールに組み込んでいくことが合格のカギとなります。
専門科目の勉強スケジュールは主要4科目から!
国家一般職の一次試験で出題される「専門科目」は、各科目5題ずつ出題され、出題数に上下はありません。上記の図に表している計16科目のうち、8科目を選択して解答します。
じゃあ、どうして憲法や民法を優先した方がいいんですか?
もしあなたが国家一般職だけを受験するのであれば、上記16科目のうちからご自身の経験や知識量に合わせて8科目を自由に選択してもらって構いません。
しかし、公務員試験に望む受験生は、一般的には国家一般職だけではなく地方公務員の上級職と併願する人の方が圧倒的に多いのです。
国家一般職と地方上級職の科目比較
国家一般職 | 地方上級職・全国型 |
●16科目(各5問)から8科目(40問)選択 憲法、民法(総則・物権)、民法(債権・親相)、 行政法、ミクロ経済、マクロ経済、財政学・経済事情、 経営学、政治学、行政学、国際関係、 社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般) | ●40題全問必須(○は出題数) 憲法④、民法④、行政法⑤、刑法②、労働法②、 ミクロ経済・マクロ経済学⑨、財政学 ③、経営学②、 政治学 ②、行政学②、社会政策 ③、国際関係② |
国家一般職だけ見ているとわからないけど、地方上級職も視野に入れると出題数の多いものからの方が良さそうですね。
また、この主要4科目は学習範囲が広く、マスターするのに時間がかかる科目でもあります。以上より、まずは憲法・民法・行政法・経済学から着手していきましょう!
そして、勉強スケジュールを進めながら「他の4科目の選択はどうしたらいいんだ?」と迷う場合は、ぜひ以下の記事を参考に科目選択をしてください。
勉強スケジュールは出題数の多い科目から始めよう!
上記で見てきたように、国家一般職合格に向けた科目別の勉強スケジュールは、「出題数の多い科目から始める」一択となります。
教養科目は「数的処理・文章理解」、専門科目は「憲法・民法・行政法・経済学」からです。
そしてその後の勉強スケジュールもあらかじめおさえておきたい方は、オンライン予備校のアガルートで以下のようなカリキュラムステップを公開しているので今後のスケジュール組みの参考にしてください。
国家一般職の勉強スケジュールを使いこなして、確実に合格を勝ち取ろう!
国家一般職に合格するために必要な勉強スケジュールについて解説してきました。
- 立案前の「事前準備」で自分に合った勉強スケジュールを把握する!
- 年間の勉強スケジュールを把握する!
- 1日の勉強スケジュールを効率よく!
- 科目別の勉強スケジュールを立てる!
これらのポイントをおさえる事により、勉強スケジュールの立て方は理解できたと思います。
さっそく自分なりの勉強スケジュールを立ててみます!
はい、「スケジュールを制するものは受験を制する」ですよ!
それでも、自分の立てたスケジュールに不安を覚えたり科目選択に迷うことも出てくるかもしれません。そんな時は、予備校の活用をオススメします。
アガルートであれば、『プロ講師への質問』『専門スタッフへの相談』『最適なカリキュラム』など万全なフォロー体制で、迷いや不安なく合格に向けて一直線に進んでいくことができます。
勉強スケジュールを制して、ぜひ合格を勝ち取ってくださいね!!
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