国家一般職の官庁訪問で落ちるのはどんな人ですか?
官庁訪問で落ちるの人には3つの理由があります
国家一般職を目指して必要な情報を集めているあなた!国家一般職の官庁訪問で落ちるのはどんな理由があるのか知りたいですよね?
結論から言うと落ちる理由は以下の3つになります。
- 情報収集が不足している
- 自己分析が十分にできていない
- 面接への対策ができていない
官庁訪問で落ちる理由だけでなく、落ちるのを防いで内々定を勝ち取るための対策もお伝えしますよ。
官庁訪問も対策することが多くて独学ではなかなか大変ですよね
アガルートは1次試験の学習面だけでなく、官庁訪問についてもバッチリ準備ができるので、合格確率を最大限まで高めてくれるカリキュラムとして人気です。
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国家一般職の官庁訪問で落ちるのはどんな人
国家一般職の官庁訪問で落ちる主な要因は準備不足です。国家一般職を目指す方は、官庁訪問に落ちるのを防ぐためにしっかりと準備しましょう。
準備ができていないということは他のライバルに官庁訪問が始まる前から差をつけられています。早めに準備をすることで逆にライバルに差つけていきましょう。
準備不足の中でも以下の3つの理由から官庁訪問で落ちる人が多いです。
- 情報収集が不足している
- 自己分析が十分にできていない
- 面接への対策ができていない
国家一般職の官庁訪問は、2024年現在に公表されている最新データをみると、人事院の試験の申込者数が27,317人、合格者数が7,553人、採用者数が3,446人であり、試験の倍率は3.6倍、官庁訪問の倍率は2.2倍です。
2021年国家一般職大卒程度採用状況(単位:人)
申込者数 | 合格者数 | 採用者数 |
---|---|---|
27,317(11,029) | 7,553(2,910) | 3,446(1,311) |
試験に合格しても辞退する人が一定数いることや、省庁によって倍率に大きな開きがありますが、合格しても半分以上が採用されていません。国家一般職の官庁訪問は高倍率であり、難易度はけっして低くないといえます。
国家一般職の官庁訪問で落ちる要因は準備不足であり、その要因となる理由をしっかりと理解して対策を立てることが重要です。
国家一般職に落ちた時の対応については、以下の記事を参考にしてください。
国家一般職の官庁訪問で落ちる3つの理由
国家一般職の官庁訪問で落ちる主な要因は準備不足です。どんなに1次試験の点数がよくても官庁訪問の印象が悪いと内々定を勝ち取ることができません。
準備をしっかりしていないと国家一般職の官庁訪問でもらえるはずの内々定が遠ざかっていきます。官庁訪問で落ちる3つの理由について詳しく解説していきます。
情報収集が不足している
国家一般職の官庁訪問で落ちる理由の1つ目は情報収集が不足しているからです。情報収集ができていないと訪問する官庁に対して適切な対応をすることができません。
情報の収集を疎かにして志望する官庁の仕事内容や働く環境への理解が不十分だと、国家一般職の官庁訪問で面接官の印象が悪くなってしまいます。
面接においては業務に関する質問は必ずなされますが、イメージが湧いていないと的確に答えられず、高く評価されません。
訪問する官庁の業務内容も満足に理解できてない応募者を面接官が自分の官庁に入れたいと思うでしょうか?
面接官としては、たとえば以下の観点で質問を行い理解度を確認します。
- 官庁の業務における課題をどれだけ具体的に把握しているか?
- 仕事内容や日々の業務に関するイメージを具体的に持てているか?
- 仕事の厳しさをどこまで具体的に理解して働く準備ができているか?
特に近年は国家公務員の若手の離職率が問題になっています。厳しい部署に配属されても前向きに働き続けられるかは重要なポイントです。
採用してもすぐに辞めてしまいそうだと思われたら官庁訪問で落とされる確率はかなり高くなってしまいます。
また、情報収集は志望する官庁の情報だけでなく、官庁訪問のスケジュールなども調べてしっかりと準備をおこなって万全な状態で官庁訪問に臨みましょう。
自己分析が十分にできていない
国家一般職の官庁訪問で落ちる理由には自己分析ができていないこともあります。自己分析ができていないと自分に合った官庁がわかってないので、熱の入った自己アピールができないからです。
例えば、自分にあった官庁であれば、その官庁に対して興味がわくので情報収集にも熱がはいります。その結果、情報の質も深くなるので官庁訪問の担当者にも熱意が伝わります。
自分の性格や希望する仕事内容によって向いている官庁は変わってきます。あくまでも目安ですが性格ごとに向いてる官庁は以下の通りです。
自分の性格 | 性格に合う官庁の特徴 | おすすめ官庁 |
---|---|---|
人と接するのが好き | 接客する機会が多い官庁 | |
環境の変化が苦手 | 転勤の少ない官庁 | 労働局、経済産業局 |
仕事優先でバリバリ働きたい | 残業も多く忙しい職場 | 本府省(総務省、法務省、外務省など) |
ワークライフバランス優先 | ホワイトな職場 | 特許庁、会計検査院、気象庁、税関など |
収入が高い職場で働きたい | 他の官庁よりも高給 | 検察庁 |
人と接するのが苦手なのに窓口業務が多い官庁に行ったり、バリバリ働きたいのに比較的に業務が楽で余裕のある職場だったり、逆に定時に帰りたいのに残業の多い職場に行ったりしたら長続きしません。
今はネットやSNSで官庁の情報は手軽にはいるようになったので、ある程度は志望する官庁の業務内容についてはイメージすることができると思います。
ただし、情報を知っても活用できなければ意味がありません
いろんな情報を入手したら、自分に合う官庁選びに活かしましょう。志望した官庁は本当に自分はあっているのか?なぜその官庁を志望しているのか?じっくりと考えてみましょう。
「自分を知り」、「相手を知る」ことが、ミスマッチを避けるため、適切な行動のためには何よりも重要です。「国家公務員ならばどこで働こうが同じ」ではないのです。
自分の内面を深掘りして、官庁の業務内容と照らし合わせて自分に合った官庁を見つけることができれば官庁訪問で落ちる可能性も低くなります。
面接への対策ができていない
面接対策ができていないと、国家一般職の官庁訪問で落ちる原因になります。なぜなら、国家一般職の官庁訪問で内々定を勝ち取るためには面接の出来が1番重要だからです。
志望する官庁の情報を集めて、自己分析をして自分にあった官庁を見つけたとしても、官庁訪問でアピールができなければ結果落ちることになります。
面接で落ちる人には以下のような特徴があります。
- 練習不足で力が発揮できなかった
- どんな質問が出るのか想定していなかった
- 面接方法ごとの対策ができていなかった
- 質問の趣旨を理解せずに的外れな回答をしている
- 過度に緊張してしまっているようにみえる
- 言葉遣いが稚拙で社会人としてのマナーが身についていない
国家一般職は、職場の同僚や上司はもちろん、関係省庁や自治体、国民など様々な人と多く関わり、協力しながら進めていく仕事です。
官庁訪問では、面接官は「自分の隣で働く部下として違和感がないか」という感覚的な基準でチェックしている場合もあります。要するに一緒に働きたいかどうか見ているのです。
また、官庁訪問の面接は個人面接、集団面接、集団討論いろいろな形式がありますので、柔軟に対応できるよう、それぞれの対策・コツを掴んでおきましょう。
国家一般職の官庁訪問で落ちるのを防ぐ対策①情報収集
国家一般職の官庁訪問で内々定を勝ち取るための情報収集の対策について解説します。
情報は志望する官庁の情報だけでなく、官庁訪問のスケジュールなども集める必要があります。官庁訪問は情報戦だと意識して臨みましょう。
志望官庁の情報を集める
志望する官庁の情報を集めることは非常に重要です。志望官庁の業務内容などを幅広く集めることにより志望理由が明確になるからです。
曖昧な志望理由だと面接官に対する印象は悪くなるので官庁訪問で落ちる要因となります。説得力のある志望理由を伝えるためにも志望する官庁の業務について精通しておきましょう。
情報はネット、SNS、セミナー、説明会などから集めることができます。各省庁が例年発行している内定者が試験や官庁訪問について執筆した「内定者BOOK」も活用してください。
「内定者BOOK」は、「どうやって内定を勝ち取るのか?」、「志望する官庁を目指すにはどうしたらいいのか?」などの疑問に対して、様々な内定者のリアルな体験談や対策方法が載っています。
各官庁によって「内定者BOOK」の配布方法は異なっていて、説明会に行かないと手に入らなかったり、ネットで見れたりと様々なので官庁のサイトなどで確認してください。
また、知人やOBからの生きた情報も積極的に集めていきましょう。常にアンテナを張って幅広く情報を集めることが重要です。
説明会に積極的に参加
人事院や官庁ごとに主催するセミナーや説明会に参加することで情報を集めることができます。
実際に働いている人の生の声が聞くことができますし、個別に質問ができる説明会機もあるので積極的に参加していきましょう。
内容 | |
---|---|
セミナー、合同業務説明会 | できるだけ参加する。大きな会場で各省庁の採用担当の人が集まって行う説明会。 |
個別業務説明会 | 必ず参加する。実際に志望する官庁に訪問して、業務内容の説明を受けたり、職場見学、先輩職員から仕事の体験談を聞く。 |
セミナーや合同説明会では、業務を説明や質疑応答、パンフレットを配ってくれるので様々な情報が集まります。そのため、各官庁の仕事の内容や魅力、どのようなことに力を入れているかがわかります。
中でも個別業務説明会には必ず参加しましょう。なぜなら、「個別説明会が実質的な選考会であって官庁訪問はその答え合わせに過ぎない」と言われるほど重要なのです。
個別業務説明会の基本的な流れは以下の通りなので参考にしてください。
訪問カードは、後々選考に関わってくるので、よく考えてしっかりと書く必要があります。
訪問先の官庁が訪問カードを事前に配布してくれる場合は問題ないのですが、説明会の会場に到着し、席に着いてから書くように言われる官庁もあります。
そのため、説明会の開始時間ギリギリに到着してしまっては、じっくり考えながら書くことが出来ません。説明会は、会場になるべく早めに到着するようにしましょう。
グループ質問会は、1グループ6人程度に分けられ、1グループにつき職員2名と質問会が開催されます。このとき、人事課の採用担当者も後ろの方で質問している受験生の様子をチェックしているので注意してください。
個別質問会は、職員1人とマンツーマンで質問ができます。説明会では聞きづらいような質問も受け付けてくれるので、少し踏み込んだ質問でも大丈夫です。
あらかじめ質問をいくつも用意して質問を積極的にし、志望度の高さをアピールしておきましょう。ここで様々な視点の質問ができると、採用担当者に好印象を与えることができます。
官庁訪問のスケジュールの把握
官庁訪問に関してまず、気をつけなければならないのが、官庁訪問のスタート時期です。地方公務員や他の国家公務員だと、筆記試験合格→面接試験合格→内定という流れをたどります。
これに対して、国家一般職試験は、1次試験合格発表後に官庁訪問がスタートします。いくら複数の機関に官庁訪問ができるからと言っても、体は1つしかありませんので、優先順位は決めておきましょう。
多くの機関が一斉に官庁訪問を実施する以上、面接の日程が調整出来ない場合があります。。例えば、1回目の面接を複数受けられたとしても、2回目、3回目となると、被ってしまうこともあります。
その際には、正直に事情を話して日程をずらしてもらえることは難しいです。なぜなら、各機関もスケジュールをやりくりしながら選考を進めているからです。
また、日程変更を申し出るということは、その官庁が第一志望ではないと先方に告げているようなものなので悪い印象を与えます。
どのようにスケジュールを組めばいいのでしょうか?
1回目の訪問は必ず第一志望先を予約してください
第一志望の官庁の予約は必ず初日にしましょう。なぜかというと、国家一般職の官庁訪問では初日に面接に来た人から採用することが多いからです。
ここは事前にどれだけ多く説明会に参加していようとも関係ありません。予約する日程がが後になればなるほど落ちる可能性が高くなりますので慎重に行動していきましょう。
国家一般職の官庁訪問で落ちるのを防ぐ対策②自己分析の活用法
自己分析をすることによって、自分の強みや弱みを知ることで本当に向いている仕事は何かが明確になります。
志望官庁をなんとなく周りに流されて決めてしまっては、面接官に熱意が伝わらずに落ちる要因となります。意外と自分のことはわかってないものです。しっかりと自己分析をして官庁訪問に臨みましょう。
自己分析のメリット
自己分析には3つのメリットがあります
志望する官庁が明確になる
自己分析をすることで、自分が志望したい官庁が明確になります。自己分析を行うと、今まで自分自身も気づけなかった性格の傾向や隠れた強みを把握できます。
自己分析の結果をもとに「自分の傾向」を掴んでいれば、自分に向いている官庁を知ることができます。表面的な部分ではなく、興味や関心、適性などの本質的な部分で官庁を選べます。
自己PRを作りやすくなる
自己分析を行うことで、より説得力のある自己PRなどを作成できます。訪問時に記入する「自己PR」や「志望動機」などの多くは、目に見えない抽象的なものです。
このような抽象的な情報をわかりやすく伝えるには、論理的であることがポイントとなります。自分の強みや取り組みを言葉にする前に、まず自分が理解している必要があります。
面接対策の準備ができる
自己分析により自分自身への理解が深まると、面接での一歩踏み込んだ質問にも対応しやすくなります。ある程度の一般的な質問を想定していても、一歩踏み込んだ質問では回答に詰まる場合があります。
一方で、事前に自己分析をして自分の特徴を理解していれば、スムーズに受け答えしやすくなり面接での評価が高くなります。
自己分析のやり方
自己分析は、主に『①人柄や性格』と『②強み・経験』の2つについて考えることです。いろいろな自己分析のやり方がありますが、次のような方法がやりやすく効果的です。まずはこのやり方を試してください。
長所や強みから考える
自己分析はどこから始めればいいんですか?
まずは自分の「長所や強み」から考えましょう。
自分の「長所や強み」を考えるために自己分析は以下の手順から進めてください。
- 自分の強み、長所として思い浮かぶキーワードを複数書き出す
- 書き出したキーワードに優先順位をつける
- 優先順位の高い順に、その根拠となるエピソードを書き出す
- 自分の強み、長所をどのように活かして仕事をしたいかを考える
自分の強み、長所と言われてもなかなか思いつかない人がいるかもしれません。自分のことなのに実は自分ではわかっていないものです。
そんな時は第三者に聞いてみるのが一番です。両親や友人知人などに自分の強みや性格を聞いてみてください。もしかしたら意外な答えが返ってくるかもしれません。
過去の行動から考える
自分の強みや長所がわかったら次は過去の行動やエピソードから考えてみましょう。具体的な進め方は以下の通りです。
- 過去に経験したエピソードを、属性ごと(学業、部活動、アルバイト、ボランティアなど)に書き出す
- それぞれのエピソードごとに「目標としていたこと」もしくは「壁にぶつかった経験」を考える
- 目標を達成するため、または壁を乗り越えるために「工夫したこと」を思い出す
- 行動の成果と「行動の過程で学んだこと」を考える
- 成果や学びを「仕事にどのように活かせられるか」を考える
過去の経験から考えること多いですねー
面倒くさいと思うかもしれませんが、しっかり考えることで
経験したことを深堀りすることができますよ
過去に経験したエピソードについて考えることは大変ですが、じっくりと考えることで経験したことに対する新たな発見が生まれてきます。
ただ経験したことを話すのではなく、その経験から何を学んだのかを伝えることができるようになるのです。
この自己分析法で重要なポイントは「行動の過程でどのようなことを学び、どのように成長したか、どのような社会性を身に着けたか」です。必ずしも成績など目に見える成果をあげた経験、成功体験を挙げる必要はありません。
自己分析を使って官庁訪問で落ちるのを防ぐには?
自己分析をして自分の内面が分かったら、これを官庁訪問に活かしましょう。自分の長所を分析して、仕事に活かせる部分について考えてみましょう。
以下の質問から志望する官庁の仕事内容を具体的に理解し、自己分析とすり合わせるようにしましょう。
自己分析をして分かった自分の長所やエピソードと志望する省庁の仕事を調べてわかったことも挙げていき、最終的に自分の強みの中で業務に活かせる部分を見つけていきます。
自分の強みと仕事内容をすり合わせ、どのように自分が貢献できるかを伝えられれば、その省庁を志望する熱意と、採用するメリットを感じてもらえるでしょう。
国家一般職の官庁訪問で落ちるのを防ぐ対策③面接
訪問する官庁ごとに面接形態は異なっていますので、志望する官庁がどんな面接を実施するかは把握しておきましょう。
面接は複数回実施され、 1回面接をクリア→官庁から電話→次の面接というのが通例です。もちろん、1回の面接で即、内定をもらう人もいます。
面接対策をしっかりと準備して官庁訪問で落ちるのを防ぎましょう。
官庁訪問の面接の4つの形式と対策
官庁訪問で実施面接は、個別面接、集団面接、職場見学や業務の説明会、集団討論(グループディスカッション)、職員との座談会(質問会)など様々です。
官庁訪問で落ちるのを防ぐためには、それぞれの特徴をつかんで対策を立てておきましょう。
個別面接
個別面接は応募者一人に対して、面接官が複数人で質問するスタイルです。
官庁訪問では、2次試験の人事院面接よりもかなり踏み込んだ質問をされる傾向があるので、自己分析の掘り下げやエピソードの具体化を意識するようにしましょう。
大事なのは面接官が何を知りたがっているかを把握しておくことです。面接官は次の3点を知りたがっています。
- どういう人間か?
- 働く意欲はあるのか?
- どんな仕事ができるのか?
また、『ここで働きたい」という意欲を伝えるために、採用されたらどういう仕事をしたいのか、自分との相性がいいことも具体的に話せるようにしておきましょう。
自己分析で準備した自分の強みや経験などの内容もここで活用しましょう。
集団面接
集団面接は、複数の受験生が同時に受ける面接です。面接官は一人の場合も複数人の場合もあります。
全員に対して同じ質問を投げかけて定番の質問が多い傾向があります。回答する順番は、挙手制、指名制、端から順番…と様々です。
自分が答えようと思った内容が他の受験者と被った場合に慌てたり、他の受験者の回答を聞いて緊張したりしないように注意する必要があります。この意味で、挙手制の場合はいち早く手を挙げた方が得策です。
集団面接の対策ポイントとしては以下の通りです。
- 他の就活生と比較される可能性を意識する
- 長々と話さない
- 質問をしっかり聴き、他の人の発言に惑わされない
個別面接と大きく違うところは、他の受験者の受け答えを目の当たりにし、他の受験者の前で受け答えをする点です。
アピールすることも大事ですが悪目立ちしないように注意が必要です。
集団討論(グループディスカッション)
集団討論は、5〜10人ほどのグループに分けられて、与えられた課題について制限時間内に意見をまとめます。協調性や、コミュニケーション能力、タイムマネジメントの能力などが試されます。
通常、3人程度の面接官が議論する様子を見て集団における個人の性格や行動を評価します。討論の時間は30~60分程度。最初に議題が発表され、10分程度考える時間が与えられます。
集団討論について注意してほしいのは以下の点です。
- 必ずしも進行役や発言者が多いと高得点につながるわけではない
- 「協調性」や「リーダーシップ」を発揮し、グループへの貢献度が評価される
- スムーズな討論、発言がない人への働きかけなど他の受験生と関わりを重視する
集団討論で最も求められることは「チームワーク」「相手の意見を受け止め自分の意見を発信する力」です。相手の意見を論破すればよいというものではないのです。
各自が協力して熟度の高い討論をする必要があります。相手の意見を否定したり、自分の意見を曲げない頑固さもNGとなります。
集団面接同様、周囲の意見に耳を傾け、議論をリードしたり、相手の意見を引き出したりする周囲への配慮は、よい印象を与えられます。
模擬面接を数多くこなす
模擬面接とは、その名の通り実際の面接状況を再現して、入室から質疑応答、そして退出までの一連の流れを疑似的に体験してみる、というものです。
この模擬面接では本番さながらの練習をすることで、面接の流れやその場の雰囲気を、体感することができるので数多くこなしていきましょう。模擬面接に次のようなやり方があります。
ハローワークを利用する
ハローワークで模擬面接を受けれることは知らない方もいるでしょう。ハローワークでは、職員が面接官を担当して多くのフィードバックをもらうことができます。
ハローワークで模擬面接することで、面接の進め方やマナーを学ぶことができます。ハローワークのメリットとデメリットは以下の通りです。
ハローワークは誰でも無料で利用できて、全国47都道府県のどこにでもあるので気軽に模擬面接を受けることができます。
ただし、平日しか利用ができないし、事前予約が必要なため自分の都合に合わせあることができません。
また、ハローワークの職員が面接官を担当するので、国家一般職の全ての官庁についての情報を把握しているわけではありません。自分の志望する官庁についての情報に乏しい可能性があります。
友人や家族に面接官をしてもらう
友人や家族など身近な人に面接官をしてもらうのも模擬面接の方法として効果的です。知り合いだと面接に近い緊張感を味わえないので、あまり意味がないと考える人もいるかもしれません。
しかし、以下のようなメリットがあります。
- 身近な存在だからこそ忖度なく意見をもらえる
- 指摘しやすかったり癖を見つけてくれやすい
他にも、終盤の面接ではご両親と年齢の近い役員が面接官を担当することが多いので、親戚などあらゆる大人に協力してもらうと年齢の離れた相手と会話する力が身につきます。
できるだけお金をかけずに模擬面接をしたい場合は、友人や家族に頼るのもいいかもしれません。
スマホを使って一人でやる
模擬面接をする十分な時間がない、面接官役を頼める人の都合がつかない状況もあるでしょう。
そのときは、テーブルの向こうに面接官がいると想定してスマートフォン等のカメラを用意し、動画を撮って自己チェックする方法を試してください。
チェックするポイントは以下の通りです。
全身を写して、入室から退室までの一連の流れを通してのマナーチェックも効果的です。
欠かさずやってみることをおすすめします。この方法なら一人でも改善点を見つけられるので、面接本番でのパフォーマンスに差が出るでしょう。
予備校や通信講座を利用する
予備校や通信講座の模擬面接ではプロの講師からフィードバックがもらえます。どこが悪かったのかをプロの目で修正するポイントを教えてくれるのです。
特に通信講座のオンライン模擬面接はどこからでも参加できて、いつでも対策することができます。中でもアガルートは回数無制限で模擬面接を受けることができます。
しかも受講生は、模擬面接だけでなく、面接カード指導も受講期間中は無制限で受けることができます。他にも以下のような特徴があります。
- 過去の面接を分析したテキストと講義
- 個人面接・集団討論を想定した再現動画
過去の面接試験の内容を分析し、出題可能性のある質問を厳選した上で、自分の考えをまとめる方法についての講義と面接時に話をする流れの組み立て方まで説明してくれます。
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国家一般職の官庁訪問で落ちる主な要因は準備不足です。そして準備不足になる理由としては以下の3つが挙げられます。
- 情報収集が不足している
- 自己分析が十分にできていない
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今回の記事では国家一般職の官庁訪問で落ちる理由だけでなく、落ちるのを防ぐ対策についてもお伝えしました。ただし、国家一般職の官庁訪問の対策はやること多いので独学だとなかなか大変ですよね。
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